最近、社会人とコミュニケーションをとる練習と、自分自身で開催しようと思う勉強会の勉強のため、勉強会やセミナーになるべく出掛けることを意識している。
様々なセミナーをネット上で、探すうち、気付いたことがある。
・イベント開催支援系の似たようなwebサービスが意外とたくさんある。
・各サービスごとに、ユーザーの属性が微妙に違う。
・各サービスごと、微妙に推しているポイントが違う。
ということで、今日はイベント開催支援系webサービスと、そのサービスごとの簡単な特徴を紹介したいと思う。
1.PeaTiX(
http://peatix.com/)
PeaTiXの魅力的な点はイベントの参加費をネットで支払いができる点にある。
実は、参加費の事前ネット支払が可能なサービスは他にもたくさんあるのだが、ほとんどがPayPalからの支払いを可能としたものだ。(PayPalを使う人が少ない日本にとっては、この決済方法事態が参加の障壁になってしまうと思われる。)
このPeaTiXでは、身近なカード支払いやコンビニ支払が可能なので、他よりも使いやすいサービスになっていると考えられる。
またPiaTiXでイベントを開催した場合、イベントの参加者にはチケットとしてQRコードが送られる。参加当日はその送られてきたQRコードを読み取ってもらえばスムーズに受付が完了するという手軽さもこのサービスの特徴だ。QRコードにおよるスムーズな受付は、数百人規模でのクラブイベントなどで大きな威力を発揮するだろう。
2.everevo(
http://everevo.com/)
facebookとの連携を売りとしているのが、このeverevoだ。
everevoを使って告知を行うセミナーは、ソーシャルメディアマーケティングに関するものだったり、Start Upに関連するイベントが現在は多いようだ。
mixi、ツイッター、facebookのアカウントからログインが可能だが、facebookユーザーが主にeverevoを使用しているようなので、告知したいターゲットによっては、とてもいいツールになるであろう。
3.Eventnor(
http://www.eventnor.jp/ )
名古屋の企業が運営するサービス。2か月前にローンチされた。今後がとても楽しみである。
4.Zussar(
http://www.zusaar.com/)
Zussarにはとてもユニークな機能がある。それは、「イベントを頼む」という「こんなイベントがあったら行くのに」を共有し合うサービスである。
このサービスを使えば、奇をてらったような企画でも実行前にどれくらいのニーズがあるか予測を立てられるし、本当に実行しなくてはいけない訳ではないので、自然とユニークなアイディアが共有されていくのがとても面白い。
5.こくちーず(
http://kokucheese.com/ )
こくちーずの良さは、イベントを開催する側にとってだけでなく、何か新しい体験や取り組みをしてみたいという思いの参加したい側の人達にとってもとても素晴らしいサービスになっているところだ。
こくちーずのトップページからは、イベントを「開催日・開催場所・開催者・タグ」という様々な切り口で探すことができるため、参加者側は自分の都合や趣向にあったものをとても探しやすい。
6.ATEND(
http://atnd.org/ )
ATENDの面白いところは、24時間以内に開催されるイベントが一覧できる点である。
ギリギリまで参加者を増やしたい時や、暇だけど何か刺激がほしい、そんな時にこの機能はとてもうれしい。
また紹介されるイベントが孫泰三さんのMODIVA JAPANのアントプレナーカンファレンスや、KDDI∞Laboなど、かなり豪華なモノが多いのも特徴の一つと言えるだろう。
しかし、ATENDはイベントの数が多い割に地域ごとの区切りがないので、名古屋にいる私にとっては少し使いづらい一面がある。(ただATENDのイベント欄に名古屋で開催されるものが見つかると少し嬉しくなったりもするのだが。)
ATENDでイベントを検索する際は、こちら(
http://utf-8.jp/tool/atnd/search.html)を使うと手軽にイベントが検索でき便利だろう。
7.TwiPla(
http://twipla.jp/ )
TwiPlaはツイッター上での告知に特化したサービスである。
完全に主観だが、知り合いの知り合いぐらいで、イベントの告知をしたい場合は、最適なツールというのが感覚値としてある。
以上が本日紹介する。イベント開催支援ツール7つである。
最近、周りで勉強会やセミナー、イベントが開催されるのをよく聞くようになった気がする。
私自身、数多くの勉強会に参加してみて感じたのは、参加される社会人の多くの方が会社外での繋がりを持てたことに、喜びを感じていることだ。
働きだすと同じ会社の人達との繋がりが密接になり自身の視野が狭くなりがちなため、組織外での繋がりを与えてくれて自身の視野を広げてくれるような勉強会にニーズが高いのだろう。
働き方や、行き方、価値観がどんどん多様化していくという大きな流れが今あると思う。
そういった流れからして、視野を広げたいというニーズは更に大きくなり勉強会やセミナー、交流会の行われる数はどんどん多くなるのではないのだろうか?
イベント開催支援ツールは意外とHOTなマーケットなのかもしれない。